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授業を増やせば、成績は伸びる?

明日から9月スタートです。
昨日は、期末テストRoots集中勉強会でした。
「私語厳禁」「自立学習」のもと、自分で計画を立て、5時間集中して勉強に取り組んでいました。

今回のテーマは、授業を増やせば、成績は伸びる?です。

成績が伸び悩んでいるとき、
「もっと授業を受けたほうがいいのでは?」
と考えることがありませんか。

今通っている塾に加えて、別の講座を受講する。
日曜日にも授業を受ける。
個別指導を追加する。

勉強する時間を増やすという意味では、一見すると良いことのように思えます。
しかし、ここで一度考えてほしいことがあります。
授業を増やせば、本当に成績は伸びるのでしょうか?

もちろん、授業は大切です。
分からないことを教えてもらう。
正しい考え方や解き方を学ぶ。
自分では気づかなかった弱点を指摘してもらう。

授業には大きな意味があります。
ただ、授業を受けることと、問題を解けるようになることは同じではありません。
先生の説明を聞いて「分かった」と思っても、いざ一人で問題を解いてみると解けない。
これは珍しいことではありません。

本当に力がつくのは、その先です。
授業で学んだことを自分で使ってみる。
問題を解く。
間違える。
なぜ間違えたのかを考える。
もう一度解き直す。
そして、自力で解けるようにする。

この繰り返しが、学力を伸ばします。
だからこそ、成績が伸び悩んだときに、すぐ「授業を増やす」という選択をする前に考えてほしいのです。
今、本当に授業が足りないのでしょうか。
それとも、授業で習ったことを自分の力に変える時間が足りないのでしょうか。
授業が増えれば、その分、自分で自由に使える時間は減ります。

学校のワークや模試をやり直す時間。
間違えた問題をもう一度解く時間。
苦手な単元に取り組む時間。
自分で考える時間。

そして、少し立ち止まって自分の勉強を振り返る時間。

こうした「余白」も、実は学習には必要です。
予定を授業や課題でいっぱいにしてしまい、大切な余白までなくしてしまっては、本末転倒です。

Study Rootsは「たくさん授業をする塾」を目指しているわけではありません。

少人数制にしているのも、一人ひとりを見るためです。
授業中の様子を見る。
問題を解く様子を見る。
どこでつまずいているのかを見る。

同じ問題を何度も間違えているのか。
理解はしているけれど演習が足りないのか。
そもそも勉強のやり方に課題があるのか。

一人ひとりの状況を見ながら、必要なことを考える。
それが、少人数制にこだわる理由です。
全員に同じだけ授業を増やすのではなく、その生徒に今、本当に必要なものは何なのかを見極める。
そして、自分で勉強できるようになっていくことを大切にしています。

もちろん、目的を持って新しい講座を受講することが悪いわけではありません。
大切なのは、「何のために授業を増やすのか」を明確にすることです。

成績が伸びない原因を見つけないまま、ただ授業を増やしていないでしょうか。
勉強時間を増やすことだけに目を向けていないでしょうか。
そして何より、
「教えてもらう時間」ばかりが増えて、「自分で勉強する時間」が減っていないでしょうか。
受け身の勉強だけでは、成長には限界があります。

自分で考える。
自分で解く。
自分の間違いと向き合う。
自分でできるようにする。

学力を伸ばすためには、こうした経験が必要です。
授業は、成長そのものではありません。
授業で得たものを、自分の力に変えていく。

そのための時間と努力があって、初めて「分かった」が「できる」に変わります。
成績が伸び悩んだときこそ、
「何を増やすか」ではなく、
「なぜ伸びていないのか」
を考えてみてほしいと思います。

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