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数学が伸び悩んでいる生徒に共通していることがあります。
それは――計算力が不安定であることです。
そしてもう一つ、よくある悩みがあります。
「応用問題ができない」というものです。
しかし実際には、
応用ができない原因の多くは、基礎力の不足にあります。
計算力は、応用問題や思考力問題を解くための「土台」です。
どれだけ考える力があっても、計算スピードが遅ければ途中で止まってしまいます。
どれだけ発想が良くても、計算が不正確であれば正解にはたどり着けません。
つまり、
計算力が不安定なままでは、上には積み上がらないということです。
また、「ケアレスミスが多い」という声もよく聞きます。
しかしこれは単なる“うっかり”ではありません。
多くの場合、
・計算手順があいまい
・途中式を丁寧に書かない
・途中式の処理が雑
・基本ルールの理解が浅い
といった、基礎の不安定さの表れです。
本当に計算が身についている生徒は、ミスをほとんどしません。
計算が“作業”ではなく“習慣”として定着しているからです。
では、基礎が固まっているかどうかは、何で判断するのか。
例えば、次のような内容がすぐに正確に出てくるかが一つの基準です。
・方程式や連立方程式で、分数や小数の計算をいつも正確にできるか
・おうぎ形の中心角が出せるか
・円すいの体積と表面積の計算が正確にできるか
・相対度数や平均値の公式が理解できているか
・一次関数で、2点から直線の式を出せるか
・一次関数で、2直線の交点の座標が求められるか
・三角形や直角三角形の合同条件を正確に書けるか
これらが引っかかる場合、応用以前に土台の見直しが必要です。
そしてもう一つ、大切なことがあります。
苦手であればプライドを捨て、中2・中1、場合によっては小学生内容までさかのぼって復習する覚悟が必要です。
ここを曖昧にしたまま先に進んでも、同じところで必ずつまずきます。
一度立ち返ることは遠回りではなく、最短ルートです。
だからこそ必要なのは、
ゆるぎない計算力をつくること。
当塾では、小テストや週テストを通して、基礎を確実に定着させる仕組みを整えています。
「できたつもり」で終わらせず、できる状態を維持することにこだわっています。
速く、正確に、安定して解ける状態をつくる。
その積み重ねが、結果として応用力・思考力へとつながっていきます。
数学が伸びるかどうかは、才能ではなく土台で決まります。
まずは計算力を見直すことから始めてみてください。