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学力を伸ばす要因は、勉強時間や教材だけではありません。
実際の現場で強く感じるのは、「集団としての熱量がそろった瞬間」に、学習効率が一段上がるということです。
同じ空間で、同じ目標を持ち、同じ時間を本気で過ごす。
このとき、個々の集中力や姿勢が互いに影響し合い、教室全体の空気が変わります。
誰か一人が本気になると、その空気が周囲に伝わり、やがて集団全体の基準が引き上げられていきます。
当塾の自習室では、受験生と非受験生が同じ空間で勉強しています。
このとき、言葉にしなくても伝わるものがあります。
受験生が机に向かう姿勢、問題に向き合う集中力、
一問にかける時間の密度。
そうしたものから生まれる“オーラ”を、非受験生は自然と感じ取ります。
「自分の勉強は、まだまだ」
そう肌で感じ取る経験は、誰かに言われて生まれる危機感とは違います。
本気で取り組む背中を間近で見ることで、
自分自身の基準が静かに書き換えられていくのです。
逆に、熱量がばらついている集団では、
「周りがやっていないから自分もほどほどでいい」
という無意識の妥協が生まれやすくなります。
だから当塾では、単に問題を解かせるのではなく、
授業や自習への向き合い方、空気の作り方を非常に大切にしています。
・板書を見る姿勢
・話を聞くときの目線
・問題に取り組むスピード
・間違えたあとの立て直し方
これらがそろったとき、集団としての「熱量の同期」が起こります。
この状態に入ると、不思議なことに
「今日はよく進んだ」
「時間があっという間だった」
という声が自然と出てきます。
受験勉強は個人戦でありながら、環境は団体戦です。
当塾が少人数制にこだわるのは、
一人ひとりを見きるためであり、
集団の熱量を意図的にそろえるためでもあります。
この空気の中で積み重ねた努力は、
本番での集中力と粘り強さにつながっていきます。